2017年3月18日土曜日

【国内ETF紹介】このスマートベータはすごいですよ!(岡部いさく風に)

こんばんは。αです。

最近成績の悪い微妙なファンドばかりを取り上げている記憶がありますので、今回は成績の良いものを取り上げていければいいなと思います。


今回取り上げるのは1399(上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ)です。

連動する指数はMSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数です。

もう一度書きます。
MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数です。

運用元の日興アセットマネジメントさんはこんな資料を用意しています。

つまり、元の指数より高配当かつ流動性の低いもの、かつ特定のセクターを除外し、
最小分散化するといった感じでしょうか?(説明不足かもしれませんが)

構成銘柄TOP10をTOPIXと比較すると次のようになっています。


 この時点でTOPIXとだいぶ違いますね。
 トヨタや銀行関係がなくなっています。

こちらがセクター別の比較資料です。

特定のセクターに全く投資していないこと。
TOPIXとはずいぶん構成が違うということがわかるかと思います。

 コストや分配日は以上のようになっています。
 さて、成績はどうなっているかと言いますと

 な、な、な、なんと。
TOPIXを上回っているではありませんか!

勿論、よくよく見るとTOPIXに勝ったり負けたりです。
しかしながらTOPIXが暴落している局面でもTOPIXより下がりにくいようにも見えるので
どこかの口だけの低ボラファンドとは違い、まともに仕事が出来ているようにも見えます。

勿論、スマートベータがずっと時価総額加重平均を上回り続ける保証はないので、資産の一部として持つのが賢明かと思います。

泣き所は出来高でしょうか・・・。
なんと
 2017/3/17には110口しか出来高がありません。
10万円ほど買ったらその注文のほぼすべてが自分の注文です。

ので、自分の注文で株価を吊り上げ、高く買ってしまう可能性があります。

東証HPなどでインディカティブNAVを確認し、状況を把握してから買い注文を出すのが良さそうです。

では。