2017年3月12日日曜日

【海外ETF紹介】ひとくふう新興国の中身その22(EMIF編)


こんばんは。αです。
今日でひとくふう新興国の中身紹介はおしまいです。

長かった・・・。


さて本日はEMIF アイシェアーズ 新興国市場インフラETFを紹介していきます。

ということは新興国のインフラセクターに投資するETFなのでしょう。
早速、時価総額加重平均指数のVWOあたりと比較してみましょう。

さて、まずは




投資先(上:EMIF、下:VWO) 

なんと、香港とブラジルに併せて60%も投資しています。
一方で中国にはまったく投資していません。 


次に


投資分野

インフラセクターのみになっているので、単純比較はできない感じですね。
工業が40%近くを占めていますね。


最後に


投資先の企業トップ10

陸運業などを手掛けるUltraparやタイの国営航空Airports of Thailand韓国の公営電力会社KEPCOなどが入っています。

さて、このEMIFですが
信託報酬は0.75%です。
SBI証券では取り扱いがありません。

※ここまではETF.COMさんより引用


さて、成績を比較してみましょう 



   ※StockChartsさんより引用

VWOEMIFです

 

ここ一年のパフォーマンスはぱっとしません。


拡張してみても



時価総額加重平均型ETFであるVWOに勝ったり負けたりでぱっとしません。


32銘柄と銘柄を極端に絞っているためか、インフラセクターの盛衰をもろに受けてしまうようです。
短期では使えるかもしれませんけど、長期では・・・な印象です。

では