転職記事を書いていて、ふと私は何で転職を考えたんだっけ?と思いながら本棚を見ていたら懐かしい本が出てきました。
amazonで検索して見るとkindleで全巻出ているようです。
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社畜だった私はこの本に救われたといってよいでしょう。
私はリーマンショック覚めやらぬ頃に就職しました。
当時は残業代など出ず、入社した矢先に現場に放りこまれ長時間残業の中で不良を出しては
怒られつつ絶えずビクビクしながら仕事をしていた記憶があります。
その中で同期は体や精神を病んで辞めていきました。
私はビビリだったのと、悪い意味でまじめだったので会社にすがりつくしかないと思い込んでいた記憶があります。
その中でその不安をなくそうと色々と本を読んだ記憶があります。
ただ、そんな状態で読んでも頭に入るはずもなく、ただ「読んだ」という記憶しか残っておりません。
そんな状態でも色々しようと読む→頭に入らない→次を読むという嫌なループに入ってしまい、趣味であった読書が本当に嫌になった記憶があります。
その中で頭を休めるために軽い気持ちで(多分半ば朦朧とした状態で)手に取ったのが
この「ブッタとシッタカブッタ」シリーズでした。
この本を読んで思ったのが「シッタカブッタは私そのものだな」ということ。
そして衝撃を受ける言葉と出会います。
それは「人生に意味はない」という一言。
人生に意味はないんだ、だから自分ですごしたいように生きればいいという趣旨の発言だったように記憶しています。
これを読んで、当時の私は
・この会社に居ても給与が良いわけでも待遇が良いわけでもない。
・自分の学歴や学んできたことが生かせてるわけでもない。
と考えて転職に踏み出したのでした。
人生を変える一冊というのは本当にあるんだなと当時思ったものです。
拙い文章ですが、もし興味がある方は購入を検討して見ては如何でしょうか?
※言わずもがなですが転職は自己責任で