2017年1月7日土曜日

個人型確定拠出年金の加入手続きを会社にお願いしてきました。

個人型確定拠出年金に加入するため、会社に書類を提出してくださるようにお願いしてきました。

この個人型確定拠出年金ですが私の場合は企業型DCがあるため(といっても悪名高いT京海上日動のだめ商品しかないやつ)、会社の規則を変更して個人型確定拠出年金に入れるようにお願いしてきました。

なんで入りたいかって?
税制優遇があるからに決まってます。

メリットとしては3つの優遇税制制度があります。
1.掛け金支払い時に税金がかからない。
2.運用中の利益がすべて非課税に
3.掛け金を受け取るときに退職所得控除が適用される。


iDeCoナビより引用

とくに掛け金が全額控除されるのは大きいです。
私の場合は20%の所得税が現状取られいます。
確定拠出年金に加入し毎月2万円拠出することで、住民税と併せて年間7万2千円の節税になります。

7万2千円ですよ!

デメリットとしては受け取りが60歳以降となり、流動性がないことでしょうね。
投資に資金を回せるような家計にしておかないと途中で引き出せなくて大変かもしれません。

ざっくり書くとこんなところでしょうか?
個人的にはデメリットよりもメリットの方が大きいと感じているので加入しようかと思っています。

ちょっと計算してみてもお得な制度のような気がしますが、私の周りでは全く話を聞きません。
やりたいという人も見受けられません。

なんでなのかなと個人的に考えてみました。


1.そもそも、貯金ができない。


 お金がなければそもそも投資や節税なんてものに行きつきません。
当然ですね・・・。

2.制度が理解できていない

 私も深く理解できているかは疑問ですが、節税の部分やいろいろメリット・デメリット併せて見ると加入したほうがいい気がします。

 3.そもそも、関心がない

 知らなくても生きてはいけますからね。年金に不安があるのであれば、こういう制度を調べて賢く使用するほうがいいと思います。
私の場合は(できるかはわかりませんがセミリタイヤ、無理なら老後の資金のため)いろいろ調べてインデックス投資にたどり着き、運用を実施しています。

関心がないというのは個人的には良いことだと思いません。
お金について知らなくてもいい時代ではないように思います。

給与はバブルのころと違って上がらない。
生活は苦しい一方
そして、年金は多分に大幅に減額される可能性が大です。

年金は現在賦課方式で私たちの支払った保険金がそのまま受給者に支払われるようになっています。 これを聞いてピンときた方も多いと思いますが「制度としては」破綻することはないでしょう。
しかし、この方式であれば当然大幅に減額されるということが簡単に想像できると思います。

ですので老後年金を頼みにするだけでは厳しいだろうというのは容易に想像ができるところでしょう。

だから運用したほうがいいとは言いません。
リスク許容度は人それぞれですので、貯金のみで運用するのがあっている人もいるでしょうし、
運用しなくて済むほど高給をもらっているのであれば、そもそも運用自体が不要ですしね。


ただ、私はやっておかないと将来の自分が苦労する。そしてあわよくば自分のリタイヤに役立つと考えて運用しています。

さて、関心のない層はそんなにもらってるのかなと他人事ながら心配してしまいますが、
自分で調べて納得した上で始めないと何の意味もないかと思います。

ですので、提出分も含めてもう一部資料を渡し「役立つと思うのであれば」社内に閲覧するようにはお願いしました。

興味があるならこの資料を見て自分で調べるでしょう。
調べないなら勝手にしろ!です。

私には何のメリットもありません。
 手を伸ばしてもその手を払うような人間は救いようがありませんからね・・・。

ただ、手を伸ばして救える人間は一定数居るかと思います。

ですので、自己満足で今回の行動をとっています。
意味があることを祈っていますがどうなることやら・・・。

願わくば、この制度が国民に普及することを願いまして、まとまりのない駄文の締めと致します。

もし、興味がある方は下記の本がおすすめです。