2017年3月9日木曜日

【海外ETF紹介】ひとくふう新興国の中身その20(EMGF編)


こんばんは。αです。

本日はEMGF iシェアーズ エッジ MSCI エマージングマーケット マルチファクター ETFを紹介していきます。


また、時価総額加重平均指数のVWOあたりと比較してみましょう。

さて、まずは


投資先(上:EMGF、下:VWO) 

中国の割合下げた以外はあまり変わりないのかなと思いながらよく見ると、インドやアラブ首長国連邦、クウェートが入っています。
 
若干石油臭くなって参りました。


次に

投資分野


案外変わりませんね。
エネルギーセクターが半分程度になっているくらいでしょうか

普通の指数と若干異なるくらいで、さほどの差はないように思います。



最後に

投資先の企業トップ10


ガラッと変わって聞いたことが無いような企業ばかりですね。
成績がどうなっているのか気になってきました。


さて、このEMGFですが
信託報酬は0.45%です。
SBI証券では取り扱いがありません。

※ここまではETF.COMさんより引用


さて、成績を比較してみましょう 


   ※StockChartsさんより引用

がVWO、がGEM、がTLTE、ピンクがQEMMです。
 
最近ではTLTEが若干VWOをアウトパフォームしていますが、他はすべてアンダーパフォームしています。

ますます、ひとくふう新興国の運用方法には疑問が出てきますね。

現状、時価総額加重平均指数を大きく上回っているETFは出てきておりません。
ということはこの戦略を「てきとー」に組み合わせたところで指数に惨敗するのは目に見えています。

このような運用を続けているうちはひとくふう新興国が時価総額加重平均指数を上回ることはないだろうなと予想しています。
 

では