2017年2月19日日曜日

【海外ETF紹介】ひとくふう新興国株式の中身その10(EDIV編)

こんばんは。αです。

昨日まではバリューインデックスに連動するETFでしたが、本日は高配当インデックスに連動するETFを紹介していきます。
先陣を切るのは、
EDIV(SPDR S&P エマージングマーケット配当ETF) です。

高配当株は成熟企業が多く、下げ相場では下がりにくいという利点があるそうです。
勿論、その利点はそのまま弱点になります。

そう、上げ相場では上がりにくいのです。

・・・さて、これは新興国にもあてはまるのでしょうか?

VWOと比較しながら見ていこうと思います。

まず

投資先(上:EDIV、下:VWO)


台湾や南アフリカ、ブラジルへの投資が多くなっていますね。
特に台湾が10%以上増えています。

次は

投資分野


 通信の割合がぐっと上がっていますね。
新興国では通信関係が安定している事業なのでしょうか?

最後に

投資先の企業





CCR.SA(ブラジル州間高速道路の料金授受をする会社)やらMTNグループ(中東21か国および南アフリカを中心とした多国籍移動体通信事業者)やらが入っています。

配当ですが
VWO:2.29%に対し
EDIV:4.45%となっています。

信託報酬は0.49%です。
SBI証券では取り扱い無しでした・・・。

※ここまではETF.COMさんより引用



では、成績を比較してみましょう。

 


  StockChartsさんより引用 

がVWO、がEDIVです。
・・・これは酷い。

普通の指数に投資していたほうがいいですね・・・。

下げ相場では普通の指数以上に下げているように見えます。
で、上げ相場にも弱い、と。

ただ、普通の指数に勝っていた時期もあるのでこれから逆転あるのでしょうか?

覚えていればまたチェックしてみようと思います。

では。